2019年01月10日
HMJ冬2019出店に向けて準備中!商品製作よりも大切なイベント準備に欠かせない3つのこと
今週末は、東京ビックサイトでHMJ冬2019が開催されます!
私もPrint creativeの出店があるので、今週はイベント準備期間!
ということで、通常の通販注文分と、来週1/16からのルミネ北千住の委託分の準備と合わせて、慌ただしく過ごしています。
>>今週末!1/12(土)→13(日)出店!HMJ冬2019
イベント準備と言えば、まずは商品製作?
ハンドメイドイベントの準備ってなると、商品製作が1番にくるハンドメイド作家さんも多いはず。
ブースを埋めるために商品数が必要になるので、いつもより作らなくてはいけなくて、ほとんどの時間が製作になってしまう。
こんな感じではありませんか?
昔の私も、ほとんどの時間を製作に使っていました。
いつも以上に製作時間を使ったことに満足して、当日を迎えるんだけど、全然売れない・・・
製作労力に見合った、売上がついてこない・・・
こんなに作らなくても良かったんじゃん・・・
だからと言って、商品がないのは、いけないし・・・
こんな経験を幾度となくしました。
やり方を変えないと!
そう思ってやり方を変えました。
そしたら、嘘みたいに売上がついてくるようになったんです。
ほとんどの時間を製作に使っていたときは、2日間で10万円もいきませんでした。
どうしたら10万の壁を越えられるのかが、課題だったんですね。
でも、やり方を変えたら、1日10万は、遠くなくなりました。
イベント準備で大切なのは、商品製作ではない
これは、私が経験して、実感したことです。
商品製作よりも大切なイベント準備に欠かせない3つのこと
私が商品製作よりも大切にしていることは、大きく3つあります。
1.イベント後の動線づくり
イベントに来場した人の中で、ブースを見てくれる人は何割いるでしょうか?
さらに、そこから商品購入してくれる人は、何割になるでしょうか?
大型イベントで5万人の来場者がいた場合、恐らく1000人もブースに来てくれたら良い方で、そのうち100人が買ってくれたら、万々歳でしょう。
100人がブースを見てくれて、10人購入したとします。
その場で売る商品しかなかったら?
90人には、何もしていないも同じになります。
いくら自分の商品を見てくれたとは言え、何百もブースを回って、恐らく覚えていない可能性の方が高いです。
買わなかった人たちに何を提供するのか?
これが、イベント出店で私が欠かさない準備の一つです。
現場で購入していただく10人は非常に大切なお客様です。
本当にありがたい存在です。
でも、販売者である以上は、90人のことも考えなければいけないと、私は思うのです。
そのために、イベントが終わった後、買わなかったお客さんにどう動いてもらうのか、動線を提供します。
この動線づくりは様々な方法があるので、いろいろ試して、自分のブランドにとって一番効果のある方法を見つけてみてください。
ちなみに、ショップカードというのは、言わずもがな、必須です。
でも、大型イベントだと、3000もブースがあって、大量にショップカードを貰うお客さんの立場になってみると、ゴミになる確率は、当然上がります(´;ω;`)
私の場合、多くの人が作っている名刺サイズのショップカードは作っていません。
別の方法で、ショップカードとして配っています。
通販をやっているなら、‟来場者限定クーポン”として配布するのも有効です。
私は、これは欠かさずやっています。
ボソ)効果あります
こういった小さな工夫、小さなアイデアから試していくといいと思います。
2.売上を作る空間づくり
「どうやったら売れるのか」
作家さんのほとんどが、イベント出店で意識することだと思います。
空間づくりは、割と売上に直結します。
売れる空間づくりの一番大切なポイントは、
滞在時間を長くする空間づくりのことです。
滞在時間が長くなると、どうなるかと言うと、お客さんが来る間隔が短くなるので、常にブースに人がいるような状態が作れます。
そして、常にブースに人がいる状態は、次から次へとお客さんがやってきます。
「あの、混み合っているブースはなんなんだろう」
これをお客さんに感じてもらうようにします。
滞在時間を長くする方法は、いろいろあります。
例えば
・世界観を作る
・とにかくおしゃれ
・立ち止まらせる工夫をする
・短時間でブースを見終わらせないように工夫する
・商品以外のエンターテイメントを作る
などなど
実際これって、大型イベントの主催者がやっていることでもあります。
・インスタ映えするスポットがある
・各ブースに立ち止まらせる
・短時間で見終わらない数のブースがある
・ブース以外にライブやキッチンカーがある
などなど
これの規模が小さくなったと思えば、いろんなアイデアが出てきますよね。
私の場合は、人を滞在させるほどのおしゃれな空間を作るセンスはないと思っているので、立ち止まらせることにスポットを当てて、自家製の什器を作りました。
他にも、一瞬で商品が見終わらないように、陳列に工夫をしたりしています。
3.記憶に残す宣伝・告知
私たちのようなハンドメイド作家は、SNSやブログが主な宣伝・広告手段。
ほとんどの人が、どれかのアカウントをもって運用していますよね。
運用が苦手な人もいる業界ではありますが、宣伝・広告で意識すべきことはたったひとつ。
記憶に残すことです。
もっと言うなら、記憶に擦り付けるという言葉でもいいかもしれない。
記憶に残すという意味で分かりやすい例があります。
映画の予告CMって、公開までにすごく目にしませんか?
どのテレビ番組見ていても、CMになったら、その映画のCMばかり。
あんなにしつこいほどに、CMが流れるのには理由があって、それが、記憶に残すため。
何回も同じものを目にすることは、情報を脳みそに擦り付ける効果があるんです。
何度も何度も、見て聞かせることで、記憶の一部に残す。
つまり、たった一度のブログやSNS投稿は、残念ながら、宣伝した‟気”でしかないことが、ほとんどです。
なぜならば、ほとんどの人は、その一回であなたのブランドを覚えないし、そもそも見ていないことの方が多いから。
・記憶に残らない
たくさんの情報が流れる中で、そのたった1回の宣伝で覚えてくれるのは、自分のコアなファンでしかありません。
でも、その宣伝で本当に覚えてほしいのは、自分を知らない人のはず。
だって、ファンは情報を取りに来てくれるから!
自分を知らない人に、自分を知ってもらうためには、何回もアプローチすることが必要。
・そもそも見てくれていない
1回の宣伝で、あなたのフォロワー全員が見ているはずがない。
SNSなら、なおさら。
つまり、見ていない人の方が多い。
だから、何回も投稿することで、そのうちの1回を見てもらう努力をする。
綺麗な写真を載せたり、魅力的な文章も、記憶に残すためには大切ですが、ハードルが高い人もいますよね。
だから、投稿が続けられなかったりする。
実は、「何度も告知する」ということは、誰でもできる簡単な宣伝・告知方法だったりすることに、多くの人は気づいていません。
商品製作よりマーケティング
私が商品製作よりも大切にしている、この3つは、全てマーケティングの一部です。
商品製作が一番になると、お客さんを呼び込む部分(マーケティング)が疎かになってしまうのです。
商品作っても、お客さんが来ないんじゃ、売上上がらないですからね。
逆に、商品がなくても、お客さんが来てくれたら、売上作ることは可能です。(これは、またの機会に)
私は、どちらの時間もとれるよう、時間配分を気を付けて準備しています。
なので、イベント準備で、商品製作にほとんどの時間を取られちゃっている方は、一度試してみてくださいね~
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