2018年03月26日
眼内コンタクトレンズ治療(フェイキックIOL)~基本編~
HKT48のさっしーこと指原莉乃さんも受けたという視力回復の手術。
眼内コンタクトレンズ(フェイキックIOL)
ICL手術とも言いますね。
私も昨年受けました。
初めは、レーシックを念頭に置いてたのですが最終的にICLに決断。
その背景なども含め、一体どんな視力回復術なのか?どんな方に適しているのか?
まとめたいと思います。
眼内コンタクトレンズ(フェイキックIOL)とは?
眼内コンタクトレンズというだけに、まさに眼の中にレンズを入れてしまいます。
ICLレンズと呼ばれる厚労省承認のレンズで、永久コンタクトなんて言われたりもしてます。
レンズはこんな感じ
↓ ↓ ↓
画像引用:https://ogurikinshi-lasik.com/expense/icl/
ICLってどんな手術?レーシックとの違いは?
手術は、いたってシンプルで。
白目と茶目の間を3mm切開して、レンズを入れる。
以上です(笑)
術式は白内障の手術と似ています。
手術時間は両目で30分程度。
日帰りで帰れます。
ちなみに、帰りはお迎えに来てもらう方が安心です。
(軟膏を塗りたくられるため、視界がボケボケなので、電車でもちょっと不安ですね。)
レーシックとの違いもシンプルです。
レーシックは、角膜を削る。
ICLはレンズを入れる。
ICL手術のメリット~レーシックと比較~
強度近視、遠視、乱視でも手術が受けられる!
まさに私がコレです。
私は強度近視なんですが、初めはレーシックを検討していました。
(コンタクトはー6.5くらいの度数)
実は、ICLの手術を受けたおぐり近視眼科は、レーシックのセカンドオピニオンで行ったのです。
1件目の病院(名前は伏せますね(笑))で受けた適応検査の結果で、先生の話に全く納得ができなかった(;’∀’)
「まぁ、手術できなくはないですよ、ただ視力の戻りが懸念されます」
そうなのです。
近視が強ければ強いほど、レーシックでは角膜を削る量が増える!
つまり、視力が元に戻ってしまう確率も、普通の近視の人よりも上がってしまうのです。
数値で言うと7%くらいらしいけど、医学の症例では7%って大きいらしいんだよね。
すごい危険な香りしかしないのに、手術を勧める先生の姿勢に、頭の「?」が消えず、セカンドオピニオンすることに。
そして、おぐり近視眼科での適応検査の結果は、、、
「レーシックは絶対やめた方がいい」
でした(笑)
そこで、ICLの存在を知って、話を聞いて、自分でもいろいろリサーチして、手術を受けることにしました。
万が一はレンズを取り出し、元の眼に戻せる
レーシックと比較しても、これは大きなメリット!
レーシックは角膜を削るので、自分の身体に変化を加えてしまいますが、ICLはレンズを入れるだけなので、レンズを取り出せば、元の眼に戻せるのです。
万が一、眼病にかかっても、再手術でレンズを取り出し元に戻して、治療をすることが可能らしいのです。
ちなみに、
レーシックで一度削った角膜は、元の厚さには戻りません。
特に強度近視の場合は、削る量も多く、再手術はほぼ不可能。
万が一視力が戻ったら、コンタクトもできなくなるので、メガネという手段しかなくなります。
目に優しく、お手入れ不要なレンズ
生体適合性の高い素材を使用しているので、目に優しい。
そして、永久コンタクトと言うだけあって、レンズを洗ったりなどのケアも不要。
とにかくクリアな視界で裸眼と変わらない
角膜を削らない分、不正乱視やドライアイなどになりにくく、とてもクリアな視界を手に入れることができちゃいます!
見え方は、ハードコンタクトと同等とか。
(私はソフトレンズだったので、あまりここはわからない(;’∀’)笑)
ICL手術のデメリット
私の書き方だと、レーシックよりもいいところしかない!って感じてしまうかもですが、デメリットもなくはないです。
手術費用が高い(コスト面)
病院によって多少の金額に差はありますが、両目で60万~70万くらいします。
た・か・い・っ!!!
でも、個人的には、ずっとコンタクト買い続けるのと変わんないっていうね。
むしろずっとコンタクトを購入し続ける方が高いような気もする・・・
生涯コツコツ消費するのか。
ドンっと一発投資をするのか。
何を取るかって話です。
稀にある度数のズレ
レンズなので、過矯正(見えすぎる)や低矯正(見えにくい)は稀にあるようです。
でも、取り出しが可能なので、こういう場合は再手術をしたりするそう。
私は先生から、低矯正の場合はレーシックで微調整するのも有りと説明を受けました。
でも、よく考えれば、メガネだって予定よりも見えすぎたり、思ったよりも見えなかったりすることもあるので、それと同じかなぁと思いません?
角膜と水晶体の距離が浅い人は、白内障や緑内障などの危険性
これは、術後時間の経ってから起きる問題ですね。
ただ、こういった適応検査を受けるわけなので、当てはまる人は、先生からチェックが入るはず。
心配な人は、カウンセリングの時に聞いたらいいと思います。
眼圧の上昇
これも、術後稀にあるそうです。
眼圧が上昇すると、頭痛や吐き気に襲われます。
これが起きたときは、有無を言わさず医師に相談です。
感染症リスク
これは術後2週間くらい気を付けなければいけません。
メスで目を切開するわけなので、当然傷口ができます。
感染症を防ぐために、1週間、シャンプー、リンス、洗顔、メイクなどが禁止されますし、目薬が処方されます。
しっかりと守っていれば、よほどのことがない限り感染症にはかからないはずです。
適応検査は2件以上行くことをおすすめします
以上で、ICL手術をサラッと説明した感じです。
デメリットを聞くと怖い気もしますが、きちんと理解しておけば、リスクヘッジが取りやすいと思います。
術後に翌日診察、三日後、一週間、一か月、半年、一年と定期検診があるので、眼圧上昇も先生がしっかり診てくれます。
レーシックとICLで悩むなら、個人的にはICLをおすすめするけど、近視の度合いや予算なども人それぞれなので、やっぱり先生と納得いくまで話すのが絶対いい!
そして適応検査は2件以上受けることをおすすめします。
今のところは、検査無料のところもまだまだ多いみたいですよ~
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